平作地蔵

旧東海道沿い、黒瀬橋のたもとに平作地蔵がある。『伊賀超道中双六 沼津の段』という浄瑠璃で有名な、荒木又衛門が助太刀をして36人切りをした仇討ちで、仇の河合又五郎の行方を自分の命をかけて我が子十兵衛から聞き出した平作を祀った地蔵とのことだ。平作が茶屋を営んでいたという場所に建っており、現在は延命子育地蔵として信仰を集めている。